2022年06月02日 |
東医歯大など発見「腱細胞のセンサーが運動能力向上」 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東京医科歯科大学 |
東京医科歯科大学の淺原弘嗣教授(再生医学)、北海道大学の野々山貴行准教授(生命科学研究院)らの研究グループは、広島大学、岡山大学との共同研究により、機械刺激応答性カルシウムチャネルである PIEZO1を腱細胞のみで恒常活性させることで、個体のジャンプ力・走行速度といった運動能力が向上することを見出したと発表した。 研究グループは機械刺激応答性カルシウムチャネルレセプターPIEZO1 の腱細胞における機能を解析した。 腱細胞において PIEZO1 恒常活性を誘導すると、個体の運動能力が向上することをマウスの実験で明らかにした。 研究は、米国国立衛生研究所、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、文部科学省科学研究費補助金の支援を得て行った。研究成果は、6月1日付の国際科学誌「 Science Translational Medicine 」のオンライン版で発表された。 ニュースリリース https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/220602_pr.pdf |