2022年06月08日 |
東亞合成、徳島に水素ステーション 営業開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東亞合成 |
東亞合成は8日、燃料電池車や燃料電池バスに水素を供給する「東亞合成水素ステーション徳島」の営業を開始した。 同社は、地球温暖化防止対策として2050年のカーボンニュートラル実現を目標に掲げ、温室効果ガス削減促進のため、水素エネルギーの活用に注力しており、その一環として、水素を製造する徳島工場の隣接地に「東亞合成水素ステーション徳島」を建設した。 同ステーションは、全国初の製造・供給直結型で、水素をステーションに輸送するコストをかけないことで価格を抑え、輸送の過程で二酸化炭素を排出することもなく、カーボンニュートラルを目指す上で効果の高い施設となる。先に地元の徳島県知事や県議会会長らを来賓に迎えて開所式を行い、移動式水素ステーション「東亞合成H2水素シャトル」とともに、正式に営業開始した。 ■東亞合成水素ステーション徳島の概要 ▽敷地面積 :2,826平方メートル(854坪) ▽充填圧力 :82MPa ▽充填能力 :300Nm3/h 以上(燃料電池車で約50台/日) ▽対象車種 :燃料電池車、燃料電池バス |