2022年06月09日 |
BASF、シンガポールで酸化防止剤の生産能力倍増 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは9日、酸化防止剤の需要の伸びに対応するため、シンガポール・ジュロン島の「Irganox(イルガノックス)1010 」の生産設備を倍増したと発表した。 BASF アジア太平洋地域 パフォーマンス・ケミカルズ事業本部のハーマン・アルトフ・シニア・バイスプレジデントはこれについて「生産能力を拡大することにより、需要の増加に対応し、顧客の成長計画をサポートできる。シンガポールへの投資は、フェノール系酸化防止剤のリーディングサプライヤーとしての当社の地位を明確に示している」と語った。 「IrganoxR 1010 」は、ヒンダードフェノール系の一次酸化防止剤で、熱酸化分解からプラスチックを保護し、主にポリオレフィンに使用される。ポリアセタールやポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、PVC(塩化ビニル)、ABS樹脂などのプラスチック類のほか、ブチルゴムや合成ゴムなどのエラストマー類にも適している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1654742478.pdf |