2022年06月14日 |
旭化成、アークメディスンと低分子医薬品 独占契約 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ファーマ |
旭化成ファーマは14日、アークメディスン(本社:茨城県つくば市、田中 圭悟社長)と、アークメディスンが保持する「選択的エンドセリンA受容体拮抗薬」(非臨床段階)について6月13日に独占的ライセンス契約を締結したと発表した。 今回の契約締結により、旭化成ファーマはアークメディスンより「選択的エンドセリンA受容体拮抗薬」の全世界における開発・製造・販売を行うための独占的な実施権を獲得し、アークメディスンに対して、契約一時金および今後の開発・販売の進捗に応じたマイルストーンを合わせて最大で359億円、さらに売上高に応じた一桁料率から二桁料率の段階的ロイヤリティを支払う。 「選択的エンドセリンA受容体拮抗薬」は、アークメディスンの創薬合成技術(HiSAP)により創製された低分子化合物であり、難治性の慢性腎疾患をはじめ、その他の難治性疾患の治療薬として、幅広い領域での貢献が期待されている。この「選択的エンドセリンA受容体拮抗薬」は、エンドセリンA受容体に対して、強い阻害活性および高い選択性をもち、慢性腎臓病の動物モデルにおいて優れた効果を示すことが確認されている。 |