2022年06月17日 |
昭和電工、グリシン値上げ 7月からキロ150円以上 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は17日、タンパク質を構成するアミノ酸の1つであるグリシンの価格改定を発表した。7月1日納入分から1㎏当たり150円以上引き上げる。 グリシンは主に食品の日持ち向上やうまみの増進、苦みの抑制のために幅広く使用されている。需要は堅調に推移しているが、国際的な市況の上昇と供給不足などの需給環境が変化するなか、エネルギー価格の急激な高騰による原材料や包装材などの諸資材、物流諸費用の上昇等により、事業環境は悪化している。 これまで製造原価の低減や物流の効率化等コストダウンに努めてきたが、今後の安定供給維持のためには、価格改定を実施せざるを得ない状況となった。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1655433868.pdf |