2022年06月21日
横浜ゴム、京都でタイヤ空気圧監視システム実証
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムはこのほど、京都のタクシー会社2社の協力を得て、同社が新たに開発したタイヤ空気圧の遠隔監視システム(Tire air Pressure Remote access System=TPRS)の実証実験を開始した。京都タクシーと興進タクシー両社の車両に、横浜ゴムが開発したタイヤ内面貼り付け型空気圧センサー付きタイヤおよび「TPRS」を導入し、京都府およびその近郊エリアを走行しデータを採る。

 今回の実証実験は CASE、MaaS など自動車業界の変革に対し、同社の「TPRS」およびタイヤ内面貼り付け型空気圧センサーの効果を検証するもので、「TPRS」はタイヤ内面貼り付け型空気圧センサーが検知したタイヤの空気圧や温度、車両の位置情報を車両管理者やスタッフがリモートで把握することができるシステム。
 
 同システムはタイヤ空気圧の始業前点検の大幅な省力化および空気圧情報の記録化、タイヤの空気が徐々に抜けるスローパンクチャーの早期発見、タイヤメンテナンスの適切な実施、点検のバラツキ防止、リアルタイム
異常検知による事故防止、適正空気圧維持による燃費向上などに貢献する。
タイヤ空気圧の見える化を実現し、安全性や経済生の向上貢献するビジネスモデルの確立を目指す。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1655707727.pdf