2022年06月27日 |
菱ガス化など6社、網走バイオマス発電2計画 調印 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
北海道網走市にバイオマス発電プロジェクトを計画する合同会社の網走バイオマス第2発および第3発電所(2 社を合わせて「SPC2 社」)および同プロジェクトに出資、参画する石油資源開発(JAPEX)、三菱ガス化学などの出資6社は27日、プロジェクトの推進に必要な資金の調達に係るシンジケーション方式によるグリーンローン契約を締結した。 今回、再生可能エネルギー開発やカーボンニュートラルに高い関心を持つ出資6 社が、網走のバイオマス発電に出資を通じて参画する。発電所の出力規格は各9,900KW(合計19,800KW)で、工事はすでに2020年9月からはじまっている。2号機は今年8月、3号機は2023年2月営業運転開始の予定。2号機、3号機とも発電燃料には北海道産の木質チップを100%使用する。 本契約については、本プロジェクトがグリーンプロジェクトとして推進されていることや、本発電所からの 電力供給による年間およそ84,831t の CO2削減効果、出資6 社の環境への取り組みなどを踏まえ、格付投資情報センター(R&I)から「グリーンローン原則」および「環境省グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に適合しているとする第三者意見を取得している。 【契約の概要】 <契約(1)> ・融資先: 合同会社網走バイオマス第2 発電所 ・金額: 57 億円 ・契約締結日: 2022 年6 月27 日 ・実行日: 2022 年6 月30 日 ・契約期間: 15 年3カ月 <契約(2)> ・融資先: 合同会社網走バイオマス第3 発電所 ・金額: 54 億円 ・契約締結日: 2022 年6 月27 日 ・実行日: 2022 年6 月30 日 ・契約期間: 15 年3カ月 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1656304312.pdf |