2022年06月30日
早大、新型スキルミオン結晶が示す特異なスピン発見
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:早稲田大学

 早稲田大学 理工学術院の望月維人教授らの研究グループは30日、磁性体中の磁気モーメントが作る磁気渦(スキルミオン)の周期配列「スキルミオン結晶」において、電子が持つ「スピン」と「電荷」の低エネルギー励起が完全に分離・独立した「スピン-電荷デカップリング」が実現しており、それぞれを個別かつ選択的に励起できる可能性を理論的に発見したと発表した。

同研究成果はアメリカ物理学会「Physical Review Letters」6月28日にオンラインで掲載された。

ニュースリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220630-2/pdf/20220630-2.pdf