2022年07月08日
三菱ケミカル、ビスA型エポキシ樹脂一部製品 停止
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカルグループ

 三菱ケミカルグループは8日、ビスフェノールA型固体系エポキシ樹脂の一部製品について、三重事業所における製造を 2024 年 3 月末を目途に停止し、販売を終了すると発表した。それ以外の固形系エポキシ樹脂、液状エポキシ樹脂、特殊エポキシ樹脂などの製造・販売は継続いたします。

 同社グループのエポキシ樹脂は、塗料や接着剤など幅広い用途で使用されているが、ビスフェノールA型固体系エポキシ樹脂の一部製品については、事業環境の厳しさや製造設備の老朽化などから、製造・販売の継続は困難と判断した。

 一方で、半導体封止材・電子材料向け特殊エポキシ樹脂については、三重事業所に加えて 2023年4月を目途に福岡事業所に生産拠点を新設する予定。三菱ケミカルグループは引き続き競争優位性を有する成長市場にフォーカスしたポートフォリオ運営を推進していく方針だ。

■製造停止時期
 2024年3月松(予定)

■対象製品
<ビスフェノールA型固体系エポキシ樹脂>
1001、1002、1003、1003K、1004、1004AF、1004K、1007、1007K、1055、1055K
<同溶液タイプ>
1001T75、1001B80、1001X70、1001X75