2022年07月14日 |
BASF、モビリティ向け新規色安定性ポリアミド開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
ドイツ・BASFは14日、Ultramid(ウルトラミッド) A3U44G6 DC OR(PA66 - GF30 FR)を投入し、e-モビリティ市場向けの難燃性エンジニアリングプラスチックのポートフォリオを拡充させたと発表した。 業界からの高い技術的要望もあり、PA66をベースとした革新的なソリューションが求められていた。すでに実績のあるUltradur PBT(ウルトラデュアー PBT)製品の場合、特に需要の多いオレンジ色(RAL2003)をほぼ安定させることができるが、従来のポリアミドの場合は、熱老化による色ムラや黄変が強く出る傾向があった。 同社では「新しく開発した Ultramid A3U44G6 DC OR は、色安定性と機械的強度、耐熱老化性などの基準をすべて満たしている。長時間のカラーコーテイングが可能なため、高電圧の影響を受けやすい部分の安定性を確保できる。最高130℃の試験では、1000時間後の色安定性が確認できた」と説明している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1657777845.pdf |