2022年07月15日 |
三菱ケミカルG、キレート剤の国内・輸出価格引き上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三菱ケミカルグループ |
三菱ケミカルグループは15日、キレート剤(エチレンジアミン四酢酸(EDTA)・ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA))の事業収益を改善するため、7月18 日出荷分から値上げすることにし需要家筋と交渉に入ったと発表した。 【対象製品と値上げ幅】 ▽EDTA類 国内 100 円/KG以上 輸出 740 ドル/トン以上 ▽DTPA類 国内 180 円/KG以上 輸出 1300 ドル/トン以上 ▽実施時期:2022 年 7月 18日出荷分以降 キレート剤は国内の洗剤や肥料向けの需要が堅調に推移し、海外でも水処理用途を中心に需要が伸張している。一方、供給面では原油価格上昇に伴い直近の国産ナフサ価格は 80,000円/KLを超えるレベルで推移している。事業収益を改善し、事業体制を維持していくためには、コスト上昇分を価格に転嫁せざるを得ないと判断した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1657850918.pdf |