2022年07月25日 |
6月のフィルム出荷、CPPは年初以来の前年比増キープ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業会は25日、6月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。OPPフィルムの内需は今年初めて前年を下まわった。CPPフィルムは年初以来の前年比プラスをキープと好調だ。 ■OPPフィルム(延伸フィルム) 6月の生産は18.6千トンで前年比97.5%と、今年1月から続いた前年比プラスに終止符を打った。食品用をはじめ、繊維・雑貨用、工業用・その他の全部門とも前年水準に届かなかった。輸出は277トンで61.1%と冴えなかった。 1~6月の合計は、生産が111.2千トンで前年同月比101.5%、国内出荷111.6千トンで同101.8%となった。輸出は1,543トンで69.7%だった。 上半期の出荷内訳(内需)は、食品容器向けが88.9千トン(102.8%)、工業用15.1千トン(97.9%)、繊維・雑貨用7.6千トン(98.1%)だった。 ■CPPフィルム(無延伸フィルム) 6月の生産は14.8千トン(105.0%)で、2月以来5カ月連続の前年比プラス。国内出荷が13.5千トン(106.6%)と好調に推移。輸出も前月は振るわなかったが6月は回復した。出荷トータルは14.1千トン(107.0%)で、年初以来の前年比増を持続中だ。 上半期の生産は82.4千トン(103.8%)だった。国内出荷計は83.1千トン(104.6%)で、内訳は食品用が67.9千トン(107.0%)、工業用3.8千トン(79.5%)、繊維・雑貨用は8.9千トン(104.6%)、輸出2.4千トン(90.9%)だった。 6月実績 OPP https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1658730437.pdf CPP https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1658730437.pdf 出荷 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1658730437.pdf |