2022年07月28日 |
三洋化、2液型絶縁性ウレタン放熱ギャップフィラー開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三洋化成 |
三洋化成工業は28日、高い熱伝導性と流動性を両立させた熱伝導性材料(Thermal Interface Material : TIM)として、絶縁性ウレタン放熱ギャップフィラーを開発したと発表した。二液混合により室温で硬化するウレタン系の熱伝導性材料で、微細な凹凸表面にも追従し、効率よく熱を伝えることができる。小型化、高性能化、高機能化が進む電子機器の熱対策に貢献できるとしている。 <主な特徴> (1)高い放熱特性 (2)低粘度で高い流動性 (3)二液室温硬化タイプ (4)非シリコーン系 (5)基材への密着性が高い (6)絶縁性 ■今後の予定 IoT 化やAIの進展とともに、車載、電源・エネルギー、通信モジュールなど、さまざまな電子機器の小型化、高性能化、高機能化が進み、これらの熱対策に対する要求性能も高まっている。これらのニーズに応えるソリューションとして、ウレタン放熱ギャップフィラーの実用化を目指す。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1658971149.pdf |