2022年08月03日
NEDO「超臨界地熱流体の特性調査」公募
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 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は3日、「超臨界地熱流体の特性に関する調査」実施者について、広く公募を開始した。公募期間は2022年8月3日~8月16日(正午)

 政府の第6次エネルギー基本計画では「2050年のカーボンニュートラルの実現」に向け、超臨界地熱発電等の次世代型の地熱発電技術の重要性が指摘された。超臨界地熱発電は、火山地帯の地下深部(深度約3~5km)にある超臨界状態(温度374℃、圧力22MPa以上)の地熱流体を使用するため、従来型の地熱発電よりも大規模な発電出力が得られ、地熱発電のさらなる導入拡大に貢献すると期待されている。

 NEDOは現在、地熱資源ポテンシャルの高い4地域(八幡平、葛根田、湯沢南部、九重)で地熱発電の実現に向けて、資源量評価や経済性評価の研究開発に取り組んでいる。今回は各地域の超臨界地熱流体の特性(起源、生成過程、量など)把握に向けた調査を行う。

問い合わせ先は、NEDO新エネルギー部 熱利用グループ
( E-MAIL:thermalgroup@ml.nedo.go.jp )