2022年08月05日
TOYOと三井海洋開発、浮体式海洋石油開発で合弁契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

 東洋エンジニアリングは5日、FPSO( 浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備 )の EPCI( 設計から機器購入、建造、据付までの一括工事 )事業を強化するため、三井海洋開発(本社:東京都中央区、金森健社長、MODEC)と、業務提携することにし、合弁契約書を締結したと発表した。

 MODEC は、FPSO をはじめとする海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油ガス・生産
設備の EPCI、リース、及びオペレーション&メンテナンス(運転・保守点検)サービスを一貫して提供することができる日本で唯一の企業であり、近年は、海洋開発プロジェクトの大規模化に伴い、FPSO の大型化、長期化が進んでいる。こうした中、両社提携によるシナジー効果は大きいと判断した。

【設立する合弁会 社の概要】
(1)名称   Offshore Frontier Solutions Pte. Ltd.
(2)所在地 シンガポール
(3)代表者 未定
(4)主な事業内容  FPSO の EPCI 事業
(5)資本金   10,000,000 米国ドル
(6)出資比率  三井海洋開発 65%、TOYO 35%
(7)設立時期  2022 年 8 月(予定)
(注) 当初、MOPS が単独で設立し、2022 年9月をめどにTOYOが出資参画する予定。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1659682438.pdf