2022年08月25日
7月の可塑剤生産、DOP 9.4千トンと堅調 
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会が発表した7月の需給実績によると、フタル酸系可塑剤は生産、出荷とも前年を割り込んだ。一部メーカー(DINP)にプラントトラブルがあったもようだ。塩ビ樹脂業界が低水準から脱した形となっているため、可塑剤需要も連動して回復していくことが見込まれている。

■7月の可塑剤需給実績  単位:トン( )前年比%

【生産】
(フタル酸系)
◇合計  15,178 ( 76.7 )
・DOP   9,401( 100.1 )
・DBP     54 ( 70.1 )
・DIDP    0( ー )
・DINP   4,531( 54.3 )
・その他 1,192 ( 120.8 )
(アジピン酸系)
◇生産  1,523 ( 139.7 )

【出荷】(国内)
(フタル酸系)
◇合計  13,629 ( 75.4 )
・DOP   6,263( 80.7 )
・DBP     48 ( 85.7 )
・DIDP    140 ( 120.7 )
・DINP   6,169 ( 68.4 )
・その他 1,009 ( 91.5 )
(アジピン酸系)
◇出荷計 1,484 ( 99.4 )