2022年08月26日 |
三井化学、シンガポールのフェノール子会社 売却 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は26日、シンガポールでフェノール事業を手掛ける連結子会社のMitsui Phenols Singapore社(MPS)について、全株式を、英国の大手化学メーカーINEOS Holdings Limited(INEOS)に譲渡することで合意したと発表した。譲渡価額は総額 3億3000万ドル。23年3月1日に譲渡予定。 MPSは1999年の設立以来、シンガポールでフェノール事業(フェノール、アセトン、ビスフェノールA、α-メチルスチレン)を展開してきた。だが東南アジア地域には新規メーカーの参入もあり市場混乱が続いていた。 三井化学は長期経営計画「VISION 2030」でフェノール事業をベーシック&グリーン・マテリアルズ事業領域での再構築対象の一つと位置付け、ライトアセット化を方策の一つに掲げていた。今回、フェノール事業規模で世界大手のINEOS社に対して、MPSの全株式を譲渡することが最善と判断した。 ニュースリリース INEOS Holdings LimitedへのMitsui Phenols Singapore Pte. Ltd.の株式譲渡ついて Mitsui Chemicals to Transfer Shareholding in Mitsui Phenols Singapore Pte. Ltd. to ・・・ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1661492094. to ineos holdings limited 連結子会社(特定子会社 の異動(株式譲渡)に関するお知らせ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1661492094.pdf |