2022年08月29日 |
広島県、海洋プラ対策にダイセルの提案採択 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは29日、広島県が公募した「令和4年度海洋プラスチック対策・リーディングプロジェクト支援補助金」に応募し、採択されたと発表した。提案したのは「バイオマスかつ海洋生分解性を有する酢酸セルロース樹脂の普及およびカキ養殖用パイプへの再利用検討事業」で、同社は酢酸セルロース樹脂の利用普及を通じてこの社会課題の解決に取り組む。 広島県は瀬戸内海における海洋プラスチックごみの削減をめざして官民連携組織「 GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム(GSHIP)」を設立など対策に力を入れている。 ■採択事業の概要 (1)リサイクル性を生かした施策 ;新プラ法(プラスチック資源循環推進法)指定12品目における酢酸セルロース樹脂の活用とリサイクル構造の確立 (2)「海洋分解性」を生かした施策 :カキ養殖用パイプなどでの活用 ■実装化スケジュール まず上記(1)と(2)の実証から取り組み、2024年度までに県内全域への社会実装化のほか、養殖用パイプ等の再利用や酢酸セルロース樹脂を通じた環境負荷軽減の仕組みを広範囲「構築していく方針。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1661752179.pdf |