2022年08月31日 |
三洋化成、卵由来液体肥料開発でエネゴ社と提携 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:三洋化成 |
三洋化成工業は31日、卵由来の液体肥料の開発を進める ENEGGO社(本社:佐賀県佐賀市=エネゴ)と、これまで廃棄されていた卵殻および卵殻膜を活用した新製品の開発および新技術の研究開発を実施するため資本業務提携契約を締結したと発表した。 三洋化成は、今回出資を通してエネゴと強いパートナーシップを構築し、液体肥料及び農業資材の共同開発を促進していく方針。また、エネゴのペプチド技術やブランドを新たに融合することで、ペプチドのパイプラインを拡充し、三洋化成が注力する「ペプチド農業」の早期確立につなげる。 エネゴは廃棄物の卵殻及び卵殻膜に含まれているタンパク質を独自技術で可溶化させ、植物の成長に重要なアミノ酸を抽出し、世界初の卵由来有機アミノ酸を配合した液体肥料を開発している。将来的には化学肥料の使用を低減できる新規肥料の開発を目指しており、CO2 削減と循環型社会の実現に向けて活動を加速していく方針だ。 【ENEGGO 株式会社の会社概要】 ▽本社所在地 :佐賀県佐賀市鍋島町大字蛎久1539-1 ▽代表者 :代表取締役 下 浩史 ▽設立 :2022 年 2 月 ▽事業内容:卵由来の液体肥料の開発製造及び販売 ▽ホームページ:https://eneggo.com/ ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1661912167.pdf |