2022年09月01日 |
9月のベンゼン・アジア価格945円/トン 今年最安値 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:ENEOS |
ENEOSは1日、9月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)が、前月比さらに165ドル安の1トン当たり945ドルで決着したと発表した。8月価格はトン当たり1,110ドルだった。9月の945ドルは今年最安値。 8月のアジア・ベンゼン市況は、誘導品の不採算を背景に川下需要の低迷が続く中、域内のベンゼン装置のトラブル解消・定修明けにより供給量は増加したことから、需給環境が緩和し、軟調に推移した。こうした市場環境を反映し、9月ACPは前月比▲165ドル安での決着となった。国内価格換算想定値は136.6円/kg。 (注)ACP :Asian Contract Price :アジア契約市場における指標価格(運賃込み) ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1662018275.pdf |