2022年09月20日
OPPフィルム・8月の出荷前年割れ、CPPは堅調
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

日本ポリプロピレンフィルム工業会は20日、8月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。OPPフィルムの出荷は13.3千トンで6月以降3カ月連続の前年比マイナス。一方、CPPフィルムは年初以来の前年比プラス維持となった。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 8月の生産は16.8千トンで前年比98.9%と、再び前年を下回った。国内出荷は16.7千トンで98.5%と3カ月連続のマイナス。内需内訳も食品、工業用、繊維・雑貨用の全分野とも前年水準に届かなかった。1~8月累計は、生産が147,169トン(101.1%)、国内出荷146,471トン(100.6%)となった。
 
■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 8月の生産は11.2千トン(96.7%)で、今年2月から続いた前年比プラスが6カ月でストップした。ただ国内出荷はいぜん堅調で年初以来の前年比増をキープ。輸出の伸び悩みが響いた。
 1~8月累計は、生産が108,555トン(103.3%)、国内出荷106,248トン(104.3%)、輸出は3,259トン(91.0%)、出荷計は109,507トン(103.9%)だった。

OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1663645009.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1663645009.pdf

出荷
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1663645009.pdf