2022年09月30日 |
キアゲン、次世代シーケンス展開加速へ |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:キアゲン |
オランダ・QIGENグループの日本法人であるキアゲン(本社:東京都中央区)は30日、今後の重要な事業戦略として、NGS (次世代シーケンス)パネルやその解析システムの販売・普及拡大を図ると発表した。 NGS パネルは、遺伝子解析の基盤技術の1つ。複数個体の同時解析や低頻度変異の検出など高度・高速な処理が可能で、医学をはじめ、理学、農学、薬学、環境学など生命科学全般の基礎研究や応用分野で急速に利用が拡大している。 今回対象となる製品は、先に販売開始した 4品目の NGS パネルの QIAseq xHYB シリーズ(ウイルスの網羅的解析や微生物の薬剤耐性遺伝子の解析が対象)と、全核酸(DNA+RNA)からバイオマーカー解析の幅広さを特徴とする QIAseq Multimodal パネル。 また、NGS パネルでは取得データの解析が課題になることから、RNA-seq によるトランスクリプトーム解析に対応する簡便なクラウド解析システム RNA-seq Analysis Portalや、より高度な解析を支える数々のバイオインフォマティクスソリューションの導入支援も強化していく方針だ。Weekly でのオンラインセミナーに加えハンズオンセミナーも実施して研究者のサポートを充実させるとともに、11 月には QIAseq Multimodal パネルを利用した脳腫瘍分類における分子診断に向けたオンラインセミナーを実施する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1664503710.pdf |