2022年10月11日 |
デンカ、大牟田工場で窒化ケイ素 新規増強計画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは11日、大牟田工場(福岡県大牟田市)の窒化ケイ素(粉体)に新たな設備投資を決めたと発表した。好調な需要伸長に対応するもので、2023年前半に稼働予定している設備増強分を約 1.5 倍増に追加投資する。 同社の窒化ケイ素は、独自の高温焼成技術により、熱伝導性に優れ、高強度、高耐熱、軽量化等の特長を有することから、要求性能が厳しい車載用途に適している。このところxEV 市場拡大に伴い、インバーター向け放熱基板用途として需要が急増していることに加え、モーター用ベアリング用途での電食対策として従来素材からセラミックスへの転換も進んでいることから、今後需要はさらに増える見通しとなっており、安定供給体制の確保が急務。同社は、窒化ケイ素のトップメーカーとして、引き続き供給体制の強化を図っていく方針だ。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1665460877.5倍増強 |