2022年10月11日 |
AGC、インドネシアとタイで建築用ガラスに環境宣言 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは11日、グループ会社のPT Asahimas Flat Glass Tbk(本社:インドネシア)と、AGC Flat Glass (Thailand) Plc.(本社:タイ)の両社がそれぞれ製造する建築用フロートガラスで環境製品宣言(EPD:Environmental Product Declaration)を取得したと発表した。同社のグループ企業がアジア地域で製造・販売する建築用ガラス製品でEPDを取得したのは初めて。 今回取得したEPDは、原材料の調達から生産にわたる、製品の環境情報を定量的に開示するもので、一般消費者は使用する製品の環境負荷を定量的・客観的に評価することができる。 同EPDは、国際標準化機構(ISO14025)で規定する「タイプ3環境宣言」であり、第三者である一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)によって検証・認証されたデータ。EPD認証を受けた材料の使用は、各国政府の建築規制の要件を満たす。またLEED(米国グリーンビルディング認証)取得も得やすい。 AGCグループは、今回の環境ラベル認証取得を活用し、アジアにおける建設産業のグリーン購入・調達に貢献していく方針だ。引き続き、コーティングガラス、複層ガラス、装飾ガラスなどの高機能ガラス製品でも、取得していく考えだ。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1665460762.pdf |