2022年10月12日
BASF、カナダ社と路面一体型太陽光発電パネル開発
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

 ドイツ・BASFは12日、カナダの Solar Earth Technologies 社(本社:カナダ バンクーバー)と共同で、新設・既設の道路などの表面に設置できる、路面一体型太陽光発電(PIPV)パネルを開発したと発表した。

 BASF は Solar Earth の PIPV パネル用に、耐摩耗性と機械的特性に優れ、製品寿命の延長を実現するポリウレタン(PU)を設計し、最適化した。

 PIPV パネルは、土地のスペースを節約しながら、クリーンで再生可能なエネルギーを送電網や電動自動車、照明、除氷などの用途に提供することができる。

 Solar Earth の CEO である Douglas Matthews氏は「当社の PIPV パネルによって、従来のインフラを再生可能エネルギー源に変えることができる。BASF と共同開発し、最適化された PU ソリューションによって、このパネルは悪天候や盗難、破壊行為に耐え、トラックの重量がかかっても損傷することがない。そして、インフラから私たちに必要なクリーンエネルギーをより多く、経済的に供給してくれる」と話している。