2022年10月27日 |
三菱ガス化、網走バイオマス発電所2号機 運転入り |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は27日、北海道網走市でバイオマス発電プロジェクトを推進する合同会社網走バイオマス発電所の第2号機が同日営業運転を開始したと発表した。同プロジェクトは、バイオマス発電所の2号機と3号機を基盤としており出力規模は各9,900kW(2 機合計19,800kW)。発電燃料には北海道産の国内材木質チップ 100%を使用し、FIT 制度を利用して年間約 1.4 億 kWh を北海道電力ネットワーク社へ売電する計画。 2号機は 2020 年 9 月に着工し、今年 5月から試運転を行っていた。3 号機は2023年2月の営業運転開始を目指して現在建設工事中。網走バイオマス発電所への出資会社は、石油資源開発、三菱ガス化学、SMFL みらいパートナーズ、東京エネシス、WIND-SMILE、日本製紙木材の計6社。 <発電所の概要> ▽名称 : 網走バイオマス発電所2 号機/3 号機 ▽所在地 : 北海道網走市能取港町4 丁目3 番 ▽用地面積: 2 号機:23,743平方メートル / 3 号機:23,162平方メートル ▽発電方式: 汽力 ▽燃料 : 北海道産国内材木質チップ100% ▽出力規模: 2 号機/3 号機 各9,900kW(2 機合計19,800kW) ▽年間売電量 : 約1.4 億kWh(一般家庭約47,000 世帯分の年間電力消費量に相当) ▽売電先 : 北海道電力ネットワーク株式会社 売電単価 FIT による20 年間固定価格買取、加重平均売電単価約30 円/kWh ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1666837693.pdf |