2022年11月04日 |
クラレ、エコバランス国際会議で独自システム発表 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは4日、福岡市で10月30~11月2日に開催された「EcoBalance 2022」(第15回エコバランス国際会議)で米国のESGソフトウェア会社Sphera社と共同で「PSA(ポートフォリオ・サステナビリティ・アセスメント)を用いた製品ポートフォリオの持続可能性評価」をテーマに発表を行ったと発表した。 エコバランス国際会議は、製品やサービスのライフサイクルにおける環境負荷低減を目指した研究・調査などについて講演や発表が行われる会議で、1994年から日本で隔年開催されている。 クラレの発表テーマであるPSAは、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)がさまざまなセクターの企業に向けて、持続可能な製品ポートフォリオの構築を可能とするために開発した評価システム。化学業界向けの専用ガイドラインがあり、同社はこれに準拠した「クラレPSAシステム」をSphera社の支援を得て構築した。 クラレは日本を含むアジア地域でPSAを導入した初の企業で、エコバランス国際会議は日本・アジア地域でグローバルに活動を行う企業等にPSAを紹介できる機会ととらえ、Sphera社と共同発表した。 (参考) クラレサステナビリティウェブサイト内PSAシステム: https://www.kuraray.co.jp/csr/report2022/psa EcoBalance公式サイト: https://www.ecobalanceconference.org/index.html |