2022年11月07日 |
京大、青色 GaN系フォトニック結晶レーザー発振成功 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:京都大学 |
京都大学大学院 工学研究科の野田進 教授(電子工学専攻)らのグループは4日、青色で動作する窒化ガリウム(GaN)系フォトニック結晶レーザーの高出力・高ビーム品質 レーザー発振に成功したと発表した。 研究グループは GaN系フォトニック結晶を高い均一性で形成可能な製造方法を確立し、さらに、 GaN系フォトニック結晶レーザーに適したフォトニック結晶構造・デバイス構造を設計することで、青色・高出力(ワット級)・高ビーム品質で動作するレーザーの開発に成功した。 この結果は、自動車・航空機等の電動化・軽量化に必要不可欠な銅や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のレーザー加工、金属3Dプリンター、車載用光源等の高輝度照明、水中(海中)LiDAR等、幅広い応用に向けた極めて重要な成果といえる、としている。 本成果は22年10月7日付英国科学誌「 Communications Materials 」(オンライン誌)に掲載された。 ニュースリリース参照 https://www.t.kyoto-u.ac.jp/ja/research/topics/cecp3r |