2002年05月15日 |
サウジ・メタノールに「日化協安全賞」、無災害記録12年更新中 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:宇部興産、チッソ、三菱化学 |
日化協は14日の理事会で、2002年度の日化協・JRCC「安全賞」をサウジアラビアで12年間無災害記録を更新中のサウジ・メタノール社(ARーRAZI)に贈ることを決めた。「安全努力賞」は宇部興産宇部研究所、第一製薬大阪工場、チッソ水島工場、三菱化学科学技術研究センター筑波の4事業所に決った。表彰は5月22日の通常総会で行われる。 『日化協・JRCC安全賞』 ◇Saudi Methanol Company(AR-RAZI) 1979年10月、SABIC(サウジ基礎産業公社)と日本サウジメタノール社の50対50の合弁で設立。1983年操業開始、天然ガスを原料にメタノールを生産。4プラント計年産300万トン能力の設備をもち、従業員は412人。01年末現在の無災害記録923万時間(12年) 『日化協・JRCC安全努力賞』 (1)宇部興産研究開発本部宇部研究所 1951年研究開始、主に医薬、農薬、高機能材料、有機合成関係の研究を実施。従業員212人。01年末現在の無災害記録620万時間(10年)。 (2)第一製薬大阪工場 1933年高槻工場として操業開始。主要製品は注射剤(約60品目)、固形製剤。従業員194人。01年末現在の無災害記録826万時間(16年) (3)チッソ水島工場 1970年操業の塩ビ工場、従業員32人。01年末現在の無災害記録194万時間(25年) (4)三菱化学科学技術研究センター筑波 1968年に移転、操業開始。主にケミカルズ、触媒、機能性高分子、電池関連材料、新商品開発などの研究を行っている。従業員114人、01年末現在の無災害記録976万時間(21年) |