2022年11月15日
可塑剤10月の生産157千トン、前年比23%減
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会が発表した10月の需給実績によると、フタル酸系可塑剤の生産はDOP、DINPなど全品目いずれも前年同月を下回った。フタル酸系の合計生産量は157千トンで前年比76.9%と落ち込んだ。最終需要先である自動車、家電製品の生産回復がカギになりそうだ。

■10月の可塑剤需給実績  単位:トン( )前年同月比%

【生産】
(フタル酸系)
◇合計  15,711 ( 76.9 )
・DOP   7,649( 91.6 )
・DBP     43 ( 72.9 )
・DIDP     0( ー )
・DINP   7,396( 68.9 )
・その他  623 ( 55.3 )
(アジピン酸系)
◇生産  1,563 ( 128.1 )

【出荷】(国内)
(フタル酸系)
◇合計  15,022 ( 78.8 )
・DOP   6,847( 85.4 )
・DBP     42 ( 102.4 )
・DIDP    173 ( 97.7 )
・DINP   6,936 ( 71.5 )
・その他 1,024 ( 90.4 )
(アジピン酸系)
◇出荷計 1,428 ( 103.3 )