2022年11月22日 |
BASF、韓国社と再生エネ定置用蓄電システム開発 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは22日、ドイツBASF子会社の BASF Stationary Energy Storage GmbH( BSES)と、パワー・ツー・ガス(P2G)技術で韓国を牽引する G-Philos 社(G フィロス)が、P2G プロジェクト、電力網、マイクログリッドアプリケーションに適した NAS電池(ナトリウム硫黄電池)の販売およびマーケティング契約を締結したと発表した。 今後両社は共同で、BASF の NASR電池と G-Philos の電力変換システム(PCS)に基づいたエネルギー蓄電システムの開発と販売を行なう。G-Philosは BSES から総容量 12 メガワットアワーの NASR電池を購入する予定だ。 BASF と G-Philos は、2020 年に韓国済州島の上明風力発電所で実施した P2G 実証プロジェクトに、BASF の NAS電池システムとG-Philos の PCS を提供し、協業を開始した。このプロジェクトでは、NAS電池は風力タービンと電解槽間のエネルギーバッファとして機能し、風の変動する性質に影響されることなく、余剰風力からの安定した水素製造を実現した。1年以上にわたり運用システムが実証されたため、両社はさらなる提携の拡大を目指している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1669100432.pdf |