2022年12月13日 |
旭化成・DX戦略「経営基盤強化しビジネス変革へ」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成グループは13日、今年4月にスタートした、中期経営計画 (2024 Be a Trailblazer)に掲げた重点テーマの一つ「デジタルトランスフォーメーション(DX)」への取り組みについて、2回目のDX戦略説明を行った。 旭化成グループは、DX推進にあたり、まず4つのフェーズを設定し、これまでDXの基礎を固めてきた。 (1)技術導入により現場の課題を解決する「デジタル導入期(2016~2019年度)」 (2)その取り組みをバリューチェーン全体、事業・経営全体に拡大する「デジタル展開期(2020~2021年度)」 ■今年度からは (3)「デジタル創造期(2022~2023年度)」として、デジタル技術の活用により、無形資産の価値化や新たなビジネスモデル・事業の創造を進める。 「デジタル創造期」では、同社グループの多様なデータを有するデータマネジメント基盤をベースに、(1)デジタル基盤強化 (2)経営の高度化 (3)ビジネス変革 の3つを柱にDXを推進する。 ▽デジタル基盤強化 グループ全従業員が当たり前にデジタル技術を活用する「デジタルノーマル期」を見据え、デジタル人材の育成・獲得の加速、アジャイル開発の浸透、データ活用促進など、人・組織・組織風土の改革を進める。 ▽経営の高度化 データに基づく経営やR&Dの変革、スマートファクトリー化など、経営のスピードアップや開発効率の向上を実現する。 ▽ビジネス変革 事業モデルの変革や新規事業の創出など、DXによるビジネス変革の観点から、中期経営計画において今後の成長を牽引する事業と位置づける「10のGrowth Gears(GG10)」に貢献する。 (参考資料) 旭化成における「デジタル×共創」によるビジネス変革 https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2021/ip4ep3000000459e-att/ze211216.pdf ニュースリリース参照 https://www.asahi-kasei.com/jp/ir/library/business/index.html |