2022年12月15日

三井化学、バイオマスPPがマグカップに採用

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は15日、温暖化問題の解決への取り組みの一環として、“ BePLAYERR ”ブランドのもと、バイオマスナフサによる誘導品展開を拡大中だが、このほど、D＆EPARTMENT PROJECT（本社：東京都世田谷区、ナガオカケンメイ代表）が Long Life Plastic Project として製造販売するプラスチックマグカップ に、プライムポリマーが製造販売するバイオマス PP（ポリプロピレン）「 Prasus 」が採用されたと発表した。 　Long Life Plastic Project は、プラスチックも経年変化により、個性ある景色を手に入れた一生モノになり得るとの考えのもと、「一生使える（使おうと意識した）プラスチック製品を作り、みんなで使おう」というプロジェクト。現在国内外に12店舗を展開しているが、将来的には47都道府県に拡大したいとしている。ナガオカケンメイ氏はデザイン活動家。 （参考：https://www.d-department.com/item/LLPP.html ） ◆マスバランス方式　： マスバランス方式とは、製品を原料から加工し流通させるプロセスにおいて、ある特性を持った原料とそうでない原料が混合される場合に、特性を持った原料の投入量に応じて、生産する製品の一部にその特性を割り当てる手法のこと。 「マスバランスアプローチ」「物質収支方式」とも呼ばれている。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1671083322.pdf