2022年12月22日
富士フ「サステナブルファイナンス大賞」最高位受賞
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フイルムホールディングスは22日、(一社)環境金融研究機構が主催する「第 8 回サステナブルファイナンス大賞」で、同社が発行したソーシャルボンド(社会貢献債)が評価され、最高位となる「大賞」を受賞したと発表した。

 「サステナブルファイナンス大賞」は、環境問題などを金融的手法で解決する「環境金融」の普及・啓発を目的として、環境金融・サステナブルファイナンスの発展に貢献した企業を表彰する制度。

 富士フィルムHDは、2022年 4 月に、アンメットメディカルニーズへの対応や医療アクセス向上に資する、バイオ CDMO 事業にかかる資金調達手段として国内最大規模となる 1,200 億円のソーシャルボンドを発行した。
 
 がんや難病などのアンメットメディカルニーズへの対応や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によるワクチン需要の増大など、バイオ医薬品に対する需要は世界的に拡大している。同社は先の「サステナブル バリュープラン2030」の中でも「健康」を重点分野の柱に掲げ、ヘルスケアにおける予防・診断・治療すべての領域で、最先端の製品・サービスのグローバルな提供を通じて健康的な社会づくりに貢献すると強調している。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1671687470.pdf