2022年12月26日 |
積化成、生分解性発泡体「RETONA FOAM BIO」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は26日、生分解性プラスチックを用いた発泡製品「RETONA FOAM BIO」を開発、加工性や意匠性に優れるところから、ディスプレイ用途などに向けて販売開催したと発表した。 同社は現在、気候変動や海洋ゴミ問題などの地球規模の環境課題に対応した取り組みとして、「SKG-5R」を推進し、2030年までに全製品を構成する原材料の50%以上をリサイクル材料や生分解性プラスチックあるいはバイオマス由来プラスチックに置き換えるという目標を掲げている。 展示会や見本市などのブースに使用した場合、展示終了後は水と炭酸ガスに容易に分解できる。従来の発泡樹脂と比較して、加工性や意匠性に富むため、エレクトロニクス領域の電子部品梱包材や食領域の各種パッケージ資材など、幅広い分野で地球環境に貢献できる。今後ラインアップの拡充に注力し、2030年度の売上高200億円をめざす。 <ニュースリリース参照> 生分解性発泡体「RETONA FOAM BIO」を開発 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1672028625.pdf 新製品「RETONA FOAM BIO」をエコプロ2022 ハイケム社ブースにて紹介 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1672028625.pdf |