2002年03月11日 |
BASF、光学活性中間体で新規3つの生産設備が稼働開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは11日、光学活性中間体(キラル中間体)設備への大規模投資計画を完了したと発表した。同社は製品群を「ChiPros」(キプロス)の商標で販売展開している。新規に次の3設備が稼動中としている。 (1)米国ルイジアナ州ガイスマー:独自のバイオ触媒酵素プロセスを光学活性アミンの生産に使用、年産能力2500トン。BASFの除草剤の主成分となっている。 (2)ドイツ・ルートvィツヒスハーフェン:同じくバイオ触媒酵素プロセスを使い、医薬品の製造管理などに対応する多目的プラントとして運転。年産能力1000トン以上。アミノ酸だけでなく、キラルアルコールの生産も可能。 (3)同上:もう1つの多目的プラントでR-マンデル酸の生産を開始。医薬中間体として幅広く使用している。 |