2023年01月11日
デンカ、米シリコンバレーにCVCファンド立ち上げ
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 デンカは11日、同日開催の取締役会で、新規事業の創出と新規技術の獲得を目ざしたCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンドの設立を決めたと発表した。

 同社は、2023~2030 年度までの8ヵ年を対象とした次期経営計画「Mission 2030」の中で、2030 年までにスペシャリティ、メガトレンド、サステナビリティの 3 要素をそなえた「3つ星事業」達成を掲げている。
 
 そのための施策として「ICT & Energy」「Healthcare」「Sustainable Living」の 3 分野での新規事業の創出と新規技術取得をめざす。これらの実現には、最先端の技術、製品、ビジネスモデルを有するベンチャー企業との提携が必要と考え、米カリフォルニア州シリコンバレーの中心都市サンノゼにベンチャー企業への投資会社CVCファンドを立ち上げる。ベンチャー企業への資金提供や事業提携を通じて、新規事業創出や新規技術獲得の加速を図る。

【 ファンドの概要 】
(1)名称   PEGASUS TECH VENTURES COMPANY XVI, L.P.
(2)所在地  2680 North 1st Street, Suite 250, San Jose, CA 95134
(3)設立根拠等  デラウェア州法に基づくリミテッド・パートナーシップ
(4)設立目的 「ICT & Energy」「Healthcare」「Sustainable Living」の 3 分野での新規事業の創出と新規技術の獲得を目的として、世界各国のベンチャー企業を中心とする企業に投資を行う。
(5)設立日  2023年1月16日(予定)
(6)ファンド規模  1億米ドル(キャピタルコール方式)
(7)出資者・出資比率
 ▽ デンカ :99.9%(有限責任組合員)
 ▽ PEGASSUS TECH VENTURES MANAGEMENT XVI, LLC :0.1%(無限責任組合員)
(8)運用期間  2023年1月16日より8年間(延長あり)

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1673410940.pdf