2023年01月11日 |
デンカ、高分子ヒアルロン酸製剤 受託事業から撤退 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは11日、今年1月末かぎりで高分子ヒアルロン酸製剤の受託製造事業を終了すると発表した。 同社は 2000 年から関節機能改善用として青梅工場(新潟県)で高分子ヒアルロン酸製剤の受託製造を行ってきたが、医薬品市場の環境が変化する中、製造設備の老朽化もあり安定的な受託製造の継続は困難と判断した。 同社はヘルスケア事業を注力分野のつと位置づけており、予防・診断・治療の 3 つの領域でインフルエンザワクチン、新型コロナウイルスなどの抗原検査キットやがん治療用ウイルス G47Δ製剤等を生産・供給している。今後はこれらのヘルスケア事業に注力していく方針だ。これによる23年3月期連結業績予想への影響は軽微としている。 ■高分子ヒアルロン酸製剤事業の概要 ▽事業内容 高分子ヒアルロン酸製剤の受託製造 ▽用途 関節機能改善用 ▽生産拠点 青海工場(新潟県糸魚川市) ▽生産終了時期 2023 年 1 月末(予定) ▽出荷終了時期 2023 年 3 月末(予定) ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1673410940.pdf |