2023年01月17日 |
帝人と聖路加病院など、医療材料物流効率化へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は17日、内閣府が主導する国家プロジェクト「スマート物流サービス」に聖路加国際病院、東京医科歯科大学病院などと共同で参画し、医療材料に関する物流データの一元的な管理、共同院外倉庫の設置および RFIDの活用による業務効率化の仕組みを構築を実現するとともに、このほど本格稼働したと発表した。 同社はこれまで、独自の二次元通信による RFID 管理技術を活用した物品管理システムとして「レコピック」と「レコファインダー」の「Reco(レコ)シリーズ」を展開してきた。 今回は、これまで培ってきた物流効率化の技術やノウハウをさらに上流から適用すさせることが物流の課題解決につながると考え、「スマート物流サービス」プログラムに研究代表者として参画した。 これまでの実証実験の結果、聖路加国際病院では院内物流業務の約60%削減、東京医科歯科大学病院では手術材料の使用実績登録業務の約 95%の業務削減、また医療材料メーカー側でも約 30%の配送回数削減のめどがついている。 ◆RFRD:Radio Frequency Identification の略。電波による個体識別技術のこと。 ニュースリリース参照 https://www.teijin.co.jp/news/2023/01/17/20230117_01.pdf |