2023年01月20日

千代田化工・三菱商、タイ脱炭素技術検討で覚書

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三菱商事

千代田化工建設は20日、タイ BLCP Power Limited（本社：タイ バンコク＝BLCP パワー社）および三菱商事との3者で脱炭素分野での共同技術検討に関する覚書を締結したと発表した。署名は1月12日にバンコクで開催された「日タイ エネルギー政策対話」の席上で行われた。 　同覚書を通じて、タイの独立発電事業者（IPP）である BLCP パワーは、同社が運営する石炭火力発電所の CCUS（CO2 の分離・回収・有効利用・貯蔵）など CO2 排出量削減に向けた技術検討・経済性評価を実施する。 　日本政府が掲げるアジア・ゼロエミッション共同体（AZEC: Asia Zero Emissions Community）構想の中でタイは重要国と位置付けられており、今後カーボンニュートラルに向けた動きが加速すると予想されている。 　 　千代田化工はBLCP パワーおよび三菱商事と検討業務を進めることで、タイにおける CCUS 実装、さらに世界各国のカーボンニュートラルに向けた取り組みに寄与していく方針だ。 ＜ニュースリリース参照＞ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1674200838.pdf