2023年02月22日 |
三菱ケミ、バイオプラ包材で「イノベーション大賞」 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱ケミカルグループ |
アステラス製薬、三菱ケミカルグループ、半導体装置などを手掛けるCKD(愛知県小牧市)の3社は22日、内閣府主催の第 5回 日本オープンイノベーション大賞で「環境に優しいバイオマスプラスチックを用いたPTP包装の実用化」が評価されて環境大臣賞を受賞したと発表した。 日本オープンイノベーション大賞とは、わが国のオープンイノベーションを推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取り組みを表彰する制度。 PTPシートは医薬品の一次包装に用いられる。三菱ケミカルグループが従来の性能を維持しつつ原料の 50%以上を植物由来に切り替えた素材を開発、アステラス薬とCKDが錠剤包装向けに最適な製造条件を検討し、世界で初めてバイオマスプラによるPTPシートを実用化した 。従来の石油由来プラ製のシートから植物由来シートへ切り替えることで、CO2排出量を約40~60%削減することができる。業界を超えて3 社が協力し、製品化した点なども評価された。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1677043120.pdf |