2023年02月28日
帝人、甲子園球場のラバーフェンスに再生樹脂
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:帝人

帝人フロンティアは28日、阪神甲子園球場内で回収した使用済みプラスチックカップ由来のリサイクルポリエステル綿を使用したクッション材が、同球場内のアルプススタンドのラバーフェンスの中材に採用されたと発表した。

帝人フロンティアと阪神甲子園球場は、球場内で使用されたポリエステル製ビール用プラスチックカップを共同で分別回収し、球場イベントで配布されるノベルティ(記念品)や球場内で使用するゴミ袋などにリサイクルする取り組みを、2012 年から行ってきた。

今回のラバーフェンスの中材には、阪神甲子園球場内で回収されたリサイクルポリエステル原料だけでなく、帝人フロンティアのリサイクルポリエステル「エコペット」綿も原料に一部使用している。

帝人フロンティアは、環境戦略で「THINK ECO」を掲げ、環境配慮型の素材や製品を幅広く展開するとともに、地球環境に優しい活動を実践中だ。