2023年03月24日
高砂熱学、北広島町「ゼロカーボンタウン」連携
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 高砂熱学工業(本社:東京都新宿区、小島和人社長)は24日、広島県北広島町(箕野博司町長)と、2050年ゼロカーボンタウンの実現に向けた取り組みで包括連携協定を23日に締結したと発表した。

 北広島町は、2022年8月に2050年ゼロカーボンタウン宣言を行い、地域の持続的な発展のために、官民が連携して脱炭素を推進するとしてきた。この実現には地域の基幹産業であり、二酸化炭素(CO2)排出量の8割を占める「ものづくり企業」(製造業)との連携が欠かせない。

 高砂熱学工業は、オフィスビルや工場の空調設備を手掛ける国内最大手で、これまで培った熱利用・グリーン水素技術等をカーボンニュートラル実現に生かす。

 連携によって以下の取り組みを推進する。
(1)町内企業・事業者の省エネ推進
(2)町内企業・事業者の再生可能エネルギーの導入に向けた取り組み
(3)グリーン水素を活用した水素社会形成への取り組み
(4)地域内エネルギー循環の構築
(5)その他、地域の活性化