2023年04月03日 |
東北大、鉄とマグネシウムの強固な機械接合成功 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東北大学 |
東北大学工学研究科の金属材料研究所の加藤秀実教授らの研究グループはこのほど、これまで困難だった「鉄とマグネシウム」の強固な接合に成功したと発表した。 異種金属間の混和と分離に由来して生じる脱成分(デアロイング)現象によって、相分離して強固に接合し得ない異種金属同士が、ナノ・ミクロンスケールで共連続に絡みあう特異な複合組織を自己組織化することに着目した。 その結果、鉄部材とマグネシウム部材の接合面に、鉄とマグネシウムの微細な共連続複合組織を形成することで強固で理想的な機械接合を達成する「デアロイング接合技術」を確立した。 この技術は、相分離する様々な異種金属間の接合技術に広く応用が期待され、自動車、鉄道や航空機等の軽量化、低燃費化への貢献が見込まれる。 同研究成果は3月16日に、無機材料の構造に関する専門誌「Scripta Materialia」にオンライン掲載された。 <用語の解説> ◆デアロイング :二種類以上の元素成分からなる合金固体を酸・アルカリ等の水溶液等の液体に浸漬し、特定成分のみを選択的に溶出させる反応のことをデアロイング(または脱成分)という。 (詳細) https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20230331_01web_femg.pdf |