2023年04月07日 |
住友商事、仏ビスケー沖 洋上風力発電、月内着工へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友商事 |
住友商事は7日、フランスの大手電気・ガス事業者であるENGIE社(本社:フランス)およびスペインの再生可能エネルギー事業運営者であるOcean Winds社(本社:スペイン)などと共同開発中のノワールムーティエ洋上風力発電プロジェクトが進み、4月5日にプロジェクトファイナンス組成を完了したと発表した。4月中には着床式洋上風力発電所の建設を開始する予定だ。 住友商事は2018年12月から同事業に参画し、仏ビスケー湾沖合約12キロメートルの海域に発電所の建設プロジェクトを進めてきた。今回、約22億ユーロ( 約3,000億円 )のプロジェクトファイナンス組成が決り、2025年後半の完工を目指して着工することが決まった。総事業費は約3,500億円で、完工後の事業期間は25年間を予定している。 ■事業概要 ▽案件名 : ノワールムーティエ洋上風力案件(Noirmoutier) ▽事業会社名 : Eoliennes en Mer des Iles d’Yeu et de Noirmoutier ▽株主構成 : Ocean Winds 60.25%、、住友商事 29.5%ほか ▽総発電容量 : 約500MW ▽スケジュール: 2023年4月着工、2025年後半完工予定 |