2023年04月12日

横浜ゴム茨城工場、自然と共生「ABINC 賞」優秀賞

【カテゴリー】：環境/安全 【関連企業・団体】：横浜ゴム

横浜ゴムは12日、同社茨城工場（茨城県小美玉市）が一般社団法人「いきもの共生事業推進協議会（ABINC）」の第 3 回 ABINC 賞で優秀賞を受賞したと発表した。4月3日に表彰を受けた。 　 　今回、同工場で取り組んできた、絶滅危惧種に指定されているサシバの保全に向けた採餌環境の整備や、従業員だけでなく社外の専門機関を巻き込んだモニタリングなど、多岐にわたる生物多様性活動が評価された。 　ABINC 賞は「いきもの共生事業所認証（ABINC 認証）」を取得した事業所のうち、特に優れた事例や波及効果の大きい施設、斬新な取り組みをしている事業所に与えられる。横浜ゴムはこれまでに茨城工場を含めで5 拠点で同認証を取得している。2020 年には尾道工場が ABINC 賞の特別賞を受賞している。 　横浜ゴムは 2010 年に「生物多様性ガイドライン」を策定し、生産拠点周辺地域において植樹・苗木提供を行う「YOKOHAMA 千年の杜活動」や生産拠点の敷地内が地域生態系にプラスに作用するための保全活動などに取り 組んできた。2023 年には 2030 年までに陸と海の 30％以上を保全・保護することを目指すした国際的な目標「30 by 30（サーティ・バイ・サーティ）」達成に向けた日本の有志連合「生物多様性のための 30 by 30 アライアンス」に参画するなど、バリューチェーンを通じた取り組みを加速している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1681272546.pdf