2023年04月14日 |
BASF、中国にバイオポリマー生産設備新設 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは14日、バイオポリマーの「 ecovio(エコバイオ)」の需要増に対応するため、生産設備を中国・上海に設置すると発表した。2023 年半ば以降にアジア太平洋全域での量産販売が可能となる。 販売するコンパウンド製品は、生分解性認証を受けたレジ袋や有機ゴミ袋、生分解されて土に返る農業用マルチフィルム向けなどとなる。フィルム顧客はBASF の革新的なバイオポリマーとサービスをより短い納期で調達できる。生分解性ポリマーとして、欧州の食品接触材規則や米国食品医薬品局(FDA)の食品接触物質通知の要件を満たしている。 BASF バイオポリマーのマーケティング責任者、マルセル・バース氏は「今後は現地のコンパウンド設備から地域内のフィルムメーカーのニーズを効果的に満たし、重要なアジア市場で事業成長を促進することができる。包装袋や農業用マルチフィルムなどの分野で生分解性材料として、アジア太平洋地域の多くの国で市場の成長が期待される」と話している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1681443124.pdf |