2023年04月17日 |
アステラス薬「ゾルベツキシマブ」第3相結果発表 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は17日、切除不能な転移性胃腺がんおよび食道胃接合部腺がんの一次治療薬として開発中の「ゾルベツキシマブ」について、有効性と安全性を評価する第3相試験結果を医学専門誌「Lancet」誌に公表したと発表した。試験データは、4月14日付のオンライン版に掲載された。 同試験では、主要評価項目である無増悪生存期間( PFS )および副次評価項目である全生存期間( OS )のいずれも達成した。主要な結果は、2023年米国臨床腫瘍学会消化器癌シンポジウム (ASCO)で発表済み。 今後、同試験結果に基づき、グローバルで規制当局への承認申請を行うが、承認された場合、ファーストインクラスの抗Claudin18.2モノクローナル抗体となる可能性がある。同社は、患者に新たな治療選択肢を提供することで、アンメットメディカルニーズの高い胃腺がんおよび食道胃接合部腺がんの治療に貢献する。 ニュースリリース https://www.astellas.com/jp/news/27551 |