2023年04月18日 |
3月のポリスチレン生産47.7千トン 前年比94% |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は18日、3月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の需給実績を発表した。PSの生産は47.7千トンで前月比では増加下ものの例年と比べるとまだ低水準での推移といえそうだ。 ■ポリスチレン(PS) 3月の生産は前年比94%(前月比103%)の47.7千トンだった。国内出荷は84%(114%)の51.3千トン、輸出は65%(102%)の3.8千トン、出荷計は83%(113%)の55.1千トンだった。 用途別では電機・工業用(前年比89%)、包装用(89%)、雑貨・産業用(85%)、FS用(92%)と、いずれも前年を下回った。輸出は3.8千トンで65%と依然低調。月末在庫は102.3千トンで前年比9104%となった。在庫月数は1.9カ月(前月は2.3カ月)。1~3月の生産は142.9千トンで前年同期比85%だった。 ■スチレンモノマー(SM) 3月の生産は107.1千トンで千トンで、前年同月比92%だった。 内需は90.3千トン(85%)、輸出は25.4千トン(86%)、出荷計は115.7千トン(85%)、在庫は58.6千トン(107%)となった。 主力のPS向けが48.9千トン(97%)、EPS向け7.5千トン(100%)、ABS樹脂向け15.8千トン(103%)、合成ゴム4.8千トン(94%)、不飽和ポリエステル向けは3.5千トン(110%)と全体的に回復傾向にあることを示した。輸出は25.4千トン(86%)と再び前年割れ。在庫は58.6千トン(87%)だった。 モノマーの1~3月生産は355.2千トンで前年同期比88%だった。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1681799205.pdf |