2023年05月16日 |
積水化学、滋賀・ポリビニルアセタール増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学工業は16日、高機能プラスチックスカンパニー(プレジデント:清水郁輔氏)がポリビニルアセタール樹脂の需要増に対応するため、滋賀水口工場(滋賀県甲賀市)の生産能力増強を決めたと発表した。 工費約20億円をかけて生産能力を現有能力比約20%増強する。稼働入りは2025 年度第4四半期(2026年1~3 月)の予定。 ポリビニルアセタール樹脂は各種バインダーや接着剤、インク、塗料など、幅広い用途で使用されているが、近年はパソコン、スマ―トフォンなどの電子機器用途やEVなど自動車関連分野で急拡大している。 積水化学グループは機能性樹脂をグローバル展開しており、ポリビニルアセタール樹脂のほか、ポリビニールアルコール樹脂、アクリル系発泡微粒子の3製品群を日米欧の世界5拠点で生産し市場展開している。 ■本投資の概要 (1)投資先 : 滋賀水口工場 滋賀県甲賀市水口町泉 1259 (2)投資額 : 約 20 億円 (3)投資内容 : 設備増設(現生産能力の約 2 割増) (4)増産開始 : 2025 年度第 4 四半期(2026 年 1~3 月) |